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1.122017
【レポート第二弾Vol.6】にわかには信じがたいオリンピック選手の実話
無料レポート『アンクルトレーニングで生徒のポテンシャルを最大限引き出す二つの視点』第五話「●●●●型のリスク」はお読みいただけましたでしょうか?
【実話】
ここで、にわかには信じがたい米国で有名なオリンピック選手の実話を一つご紹介します。
オリンピック選考会の半年前にひどい交通事故に遭った陸上選手がいました。
事故後4か月間、ベッドでの生活を余儀なくされます。
オリンピックへの夢が絶たれようとしているこの4か月。
起き上がれるようになったとしても選考会までわずか2か月。
もし「トンガリ型」の生徒だったら、どう過ごすと思いますか?
その選手は、諦めませんでした。
実践したことは次の通り。
・それまで行っていたトレーニングを頭の中ですべてイメージするようにした。
・ライバルの競技ビデオを繰り返し見た。
・時には早送り、時には巻き戻ししながら。
・4ヶ月後グラウンドに立った時は、完全勝利している自分をイメージ。
結局、身体的トレーニングはまったくできないまま、選考会当日を迎えることに…
結果は、
みごと2位に入り、オリンピックへの切符を手に入れた。※
いかがですか?
「トンガリ型」の生徒が経験しそうな話、ではないですよね、おそらく。
ここでお伝えしたいことは、
晴れてプロになれたとしても
待っているのは…
・厳しいレッスンだったり、
・過酷なリハーサルだったり、
・過密スケジュールだったり、
するわけです。
その状況に、「トンガリ型」で対応してしまうと…
はい。
「4. プロとしてのキャリアが短くなる」
ですね。
プロになれば、踊り慣れていない作品も踊ります。
しかも、すぐに踊りこなせる柔軟な適応力が必要です。
本番まで、限られた日数や環境の中で、ベストパフォーマンスに持っていける計画性と修正力、身体管理能力が必要です。
これらがないと、いくら難度の高い技ができても、舞台で安定的に披露することはできません。
一発芸のように難しい技が出来てもしようがないですよね。
つまり、
キャリア長く活躍するには、「トンガリ型」ではダメ
ということです。
【ニュースにならない本当のこと】
国際コンクールでスカラシップを獲って、留学、入団まではニュースとして伝えられます。
しかし、その先、早々に帰国してもそれはニュースになりませんね。
誰も教えてくれないんです。
だから、広く知られることはないんですが、事例としては珍しくありません。
ただし、珍しく成功する例もあります。
が、例外なのでここでは触れません。
結論として、
技の難度を追い求める「トンガリ型」ではダメということです。
と、
言われても、難しいテクニックは習得したい、、、ですよね^^;
ぜひ習得しましょう。
ただし、「トンガリ型」以外で、です。(^_-)-☆
どうやって?
それについては次回…
最後までお読みいただきありがとうございました。
※ マリリン・キングの逸話、インタビュー(英語)