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1.162017
【レポート第二弾Vol.9】テクニックに必要なアンクルトレーニングは●●と▲▲
無料レポート『アンクルトレーニングで生徒のポテンシャルを最大限引き出す二つの視点』第八話『「トンガリ型」以外の上達法2』はお読みいただけましたでしょうか? リンクは文末にて。
前号では、
「表現力のピラミッドをできるだけ大きくする」
というお話しをしました。
【ところでアンクルトレーニングは?】
ということで、本号ではアンクルトレーニングをどう活用するかについて、お話します。
さて、この中でアンクルトレーニングは、どう生かしたら良いのでしょうか?
1. 一般的なアンクルトレーニング
アンクルトレーナー養成講座で学んでいただいてる課題は、新体操用に開発されたアンクルトレーニングの中から比較的バレエにも新体操にも共通で有効なもので構成されています。
今回のレポートに出てきた図に照らすと底辺を横に広げる水平展開のためのトレーニングと言えます。
なので、
・バレエ
・新体操
・チアダンス
・社交ダンス
・ピラティス
・バレトン
などなど。
さまざまなジャンルの方に学んでいただきましたが、それぞれに活用できる内容です。
それでは、各ジャンルの専門的な動きに特化したトレーニングはどうしたら良いのでしょうか?
2. 専門的なアンクルトレーニング
それが、対策2として垂直展開するためのアンクルトレーニング。
講座としては、今回新たにスタートする
・バレエアンクル
・新体操アンクル
となります。
これら2つのアンクルトレーニングの特長を3つずつ書き出すと次のようになります。
【バレエアンクルの三大特長】
- バレエに必要な課題のみ学べる
2. バレエの課題別にすぐに使える
3. バレエ向けの課題を独自に考案する手間が省ける
【新体操アンクルの三大特長】
- 世界レベルの新体操選手向けの高度な課題が学べる
2. 新体操の選手育成の指導にすぐに使える
3. 新体操向けの課題を独自に考案する手間が省ける
専門に特化しているので、各ジャンルで必要なテクニックの修得に即役立つ課題のみを学んでいただけます。
現在、バレエアンクルでは下記9テーマを予定しています。
【バレエアンクル〜9テーマ】
- 引き上げ
2. ターンアウト
3. アラベスク
4. 片足バランス(内転筋、中臀筋)
5. ポールドブラ(肘が落ちる、腕が汚い)
6. 脚上げ(前、横)
7. プリエ
8. ターン(ピルエット、シェネ)
9. バーでの動脚
なぜ細かくテーマを分けたかというと、
もし、
「ターンアウトを改善しよう」
と思ったら、
アンクルトレーナー養成講座の課題を元に、あれこれ考え試行錯誤をするはずです。
一回で上手く行くこともあれば、行かないこともあるでしょう。
それを繰り返しながら、各自が自分独自のアンクルトレーニングのカリキュラムを作っていくことになります。
それはそれで十分やりがいのある作業だと思いますし、その経験を通して、アンクルトレーニングを必要に応じて使いこなせるようになって行きます。
でも、例えばバレエ教師がアンクルトレーニングを学び、自身のレッスンに取り入れようとする状況を考えてみると…
上記のようなテーマ別にすぐに使える課題がそろっていたら、新たな準備に時間を割く必要がなくなります。
すでに課題は厳選されていますのでとても実践的で、実用的です。
つまり、プロのアンクルトレーナーになりたいのではなはなくて、プロのバレエ教師としてアンクルトレーニングを活用するにはうってつけとなります。
ですので、そういう方にとっては、
「ターンアウトを改善しよう」
と思ったら、
ターンアウトの講座で学ぶ課題から選んで即実践するだけで良いのです。
アンクルトレーナー各自が試行錯誤し
有効な課題を作り出すまでの手間や苦労を
一気に省略してしまいたい。
そんな想いに応える講座となります。
これは逆も言えて、
課題づくり自体を楽しみたいという方には不要な講座となります。
これはこれで一つのあり方。
否定されるべきものではありません。
なので、バレエアンクルは、アンクルトレーニングをバレエに生かそうという方すべてにおすすめする講座ではありません。
それを踏まえた上で、
ステップごとの課題を作り出すことよりも
今すぐ実践的な課題が知りたいという方には、
日本中どこを探しても見つからない講座となります。
ここにしかない講座ですので。
詳細は省きますが、新体操アンクルについても位置づけは同じです。
専門的なアンクルトレーニングを即実践したい。
そんな想いに答える講座です。
【冒頭の中級生に必要な課題は?】
さて、このレポートの始まりは本文の冒頭で紹介した中級生でした。
アンクルトレーニングを実践してピルエットが改善しなかった半数の生徒。
この生徒たちに提供すべき課題は何でしょうか?
答えは、次号で…